松山市景観設計

Hyuga-shi Station
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2014 都市景観大賞/都市空間部門 優秀賞 「道後温泉本館周辺地区」(国土交通大臣賞)

道後地区、中央地区、三津地区の三地区における景観検討。道後地区では、道後温泉本館周辺を広場化し、駅前広場をトランジットモールにリニューアル。これらを連絡する県道及び周辺市道をトータルで検討し、設計。

ロープウェイ通り景観設計

沿道街並みのリニューアルに呼応して、松山城へのメイン・アプローチであるロープウェイ通りもまた、歩行者系街路へと大きく改修された。城山への参道に相当するこの街路にはやはり、本物の素材がふさわしい。煉瓦と御影石、鋳鉄とガラス。シンプルでありながら飽きが来ない造形によって、街路は再生した。歩車道に一切の段差はなく、祭りともなれば一体の広場のよう使うことが可能になる。ハレとケの変化も鮮やかな、参道型ショッピング・プロムナード。

ロープウェイ通り 竣工 2006 年

道後温泉本館周辺地区

有史以来の歴史を誇る道後温泉本館は、この一軒で年間80万人もの集客をもたらし、昼夜を問わずおびただしい観光客を引き寄せて続けている。だが、浴衣姿の温泉客の至近を、タクシー、バス、旅館送迎車、一般車両が交錯する「るつぼ」のような光景は、決して第一級の観光地にふさわしいものではなかった。
道後温泉から車道を引き剥がし、歩行者広場の海に浮かべなおして自由とゆとりを与えるのがコンセプトだ。道路線形が大きく整理され、通過車両は完全に閉め出された(北側側面のみは、ホテル利用者などの車乗り入れが部分的にある)。本館東側には、木造切妻のトイレと休憩所が配された交流広場もデザイン。落ち着いて建物を眺める場所が整えられた。
これらには、歴史の「質感」にバランスするために、伊予電鉄の敷石に相当する、厚さ10 cm、荒ノミ仕上げも鮮やかな手加工の自然石が敷き詰められた(本館正面には使い込まれた本物の敷石が寄贈された)。立ち上がるのは、「湯玉」を型取った襟飾りも華やかな鋳鉄製の照明柱や、モダンな石灯篭。百年前からこうであったような風景を目指し、さらなく百年を積み上げる基盤が整えられた。

道後温泉広場竣工2007 年

監修・篠原修。ストリートファニチュア・デザインは南雲勝志